「
今、通信の大学生です。臨床心理の勉強をしています
」
――
水彩歴を教えてください。
「約3年です」
――
水彩をはじめる前は何をされていましたか?
「10年前にパーキンソン病に倒れました。
それから通信高校に通いました
」
――通信高校ですか。どんなことを勉強するんですか?
「普通と一緒ですよ。ちょっとやってみようかなと思って」
――難しくないですか?今の私が高校の数学と考えるだけで冷や汗です。
「難しいですよ(笑)。そしてパソコンを触るようになって、パソコン検定の
3級をとって、危険物取り扱い責任者の資格も取りました。これは必要に
迫られてですが。書道もしてました」
――書道!私もやりたいんですよ。
「そうですか、私の場合たまたまいい先生にめぐり合って、その方が
『書道は芸術だ』とおっしゃっていて4年くらい続けました」
――今は何をされているんですか?
「今、通信の大学生です。臨床心理の勉強をしています」
――すばらしい。勉強家ですね〜。他には。
「紙飛行機に夢中ですね。インターネットで見つけたんですが、すごく細かく
設計されていて、紙に印刷して、それを切って貼って作るんですが
翼や尾翼のちょっとした加減でよく飛んだり、飛ばなかったりするんです。
よく飛ぶと1分以上飛ぶんです」
――1分て意外と長いですよね
「はい、もうはまりますよ〜(笑)あとカラオケも大好きです」
「私の画廊まで作ってくださった 」
――楽しいことがたくさんあっていいですね。
その中で水彩を始めたキッカケは何だったんでしょう?
「同じ病気を持つ難病の方のホームページへたまたまアクセスしていたら
上手に勧められたんです。その方が自分のホームページに
私の画廊まで作ってくださった、ということもあって描くようになりました」
――すごいですね。じゃあ、一耕さんはその方に自分で描いた絵を
メールで送って、そしてWebに掲載してもらっていたんですね。
「そうです。なかなかないことですね」
――どれくらいのペースで描かれているんですか?
「だいたい、月に一枚くらいです」
――水彩画に関して憧れている方はいらっしゃいますか?
「新聞で見た、杉本健吉画伯と、絵手紙で見たフリードリヒですね」
「
絵が表情を持って動き出す
」
――水彩画の魅力は何だと思われますか?
「うまく言えないんですが、スケッチに色をさすと、絵が表情を持って
動き出すようで、絵の顔がガラリと変わるのが楽しいですね。
良くも悪くもですね」
――なるほど。ではゆくゆくはどんなものをモチーフにしてみたいですか?
「子供と動物を描いてみたいです。チャレンジはしたことあるんですが、
なかなか思うようには行きませんね」
――わかります。私もチャレンジしてみたけど、ぬいぐるみになりました。
では最後に、水彩画をされている仲間にメッセージをいただけますか?
「まだ初めて日が浅いし、なにぶんにも先生に教えてもらったことが
ないので、いろいろと皆様の助言がいただけたらと思います。
これからも皆様、宜しくお願いします」
インタビュアー:水彩人店長みっこ
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